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J.S. Bach 

 

新鮮で均質な少年の声によって歌われると美しさの際立つ作品を数多く残している。

バッハ自身も少年時代、非常に上手なボーイソプラノで聴く人を魅了して止まなかったらしい。

良く知られている通り、作曲家としての絶頂期にLeipzig Thomanerchorのカントルであった。

 

 

Matthaus Passion (マタイ受難曲)

Messe h-Moll (ミサ曲 ロ短調)

Johannes Passion (ヨハネ受難曲)

Weihnachtoratorium (クリスマスオラトリオ)

Magnificat (マニフィカト)

Motetten (モテット)

Kantate 106 (カンタータ 106番)

Kantate 127 (カンタータ 127番)

Kantate 129, 132, 133 (カンタータ 129, 132, 133番)

Kantate 147 (カンタータ147番)

Kantate 151 (カンタータ 151番)

Kantate 198 (カンタータ198番)

 

 

 

Matthaus Passion

 

  Bach  MATTHÄUS PASSION  /

                      Wiener Sangerknaben,  Kings College,  Regensburg Domspatzen

           Highly Recommended 

このCDはすごい。 ソプラノソロはウィーン少年合唱団員。 ソプラノアリアBlute nur, du liebes Herz

を歌うボーイソプラノはとても深い内省的な声を出す。 テルツ少年合唱団のソリストの新鮮な明るい声

とは対照的だけれども、大変魅力的。 Kings College,  Regensburg Domspatzenという、イギリスとドイツの

極めて水準の高い少年合唱団を使っている。 KingsはかのDavid Willcocksの時代。 

Wiener SangerknabenHansgillesbergerの指導下で黄金時代にあった。 1970年の録音で、

音質はまあ良いと思う。 

指揮: Nikolaus Harnoncourt

TELDEC,  2292-42509-2 (輸入版)

 

 

  Bach  MATTHÄUS PASSION  /  Tolzer Knabenchor 

          Highly Recommended 

合唱のソプラノパートは全編を通してテルツ少年合唱団が担当している。

ソプラノソロはテルツ少年合唱団員が歌っている (Christian Fliegner, Maximilian Kiener)。

ソプラノアリアBlute nur, du liebes Herz を歌う少年は新鮮な良く通る声でとても上手にうたっている。

バッハのマタイ受難曲で、ソロを少年が歌うのは、このレオンハルトのものと、 アーノンクールのTeldec

から出ている旧録音だけだと思う。 アーノンクール盤でソロを務めるのは、ウィーン少年合唱団の団員だが、

とても深みのある内省的な感じの声で、ここでのテルツのソロとは対照的。 どちらも捨てがたい。

1989年の録音。 Recording & Editing: Stephan Schellmann, Andreas Neubronner。  音質は鮮明で良いのだが、

わずかに鮮明さが強調されているように感じる。 もう少しマイルドな音にならないかなあ。

指揮:Gustav Leonhardt

Deutsch Harmonia Mundi, BVCD-3001-03 (国内盤。 私がこのCDを買ったのはもう10年以上

も前のことなので、型番は変わっているかもしれない。 輸入版ももちろんある)

 

                        Bach  MATTHÄUS PASSION  /

                             Dresdner Kreuzchor & Thomanerchor Leipzig

                       - Highly Recommended 

いったい、これ以上の演奏家が期待できるだろうか? 合唱はルドルフ・マウエルスベルガーの指導する

ドレスデン十字架合唱団と、その弟Erhard Mauersbergerの指揮するトーマス教会合唱団。  

管弦楽はゲヴァントハウス。 福音史家は絶頂期のペーター・シュライアー。 

当時の東ドイツのバッハ演奏の粋を集めている。 私の大好きなSind Blitze, sind Donner in Wolken verschwunden

の劇的な合唱も完璧。 良く訓練された二つの合唱団が完璧に歌いきっている。 この場面でのゲヴァントハウスの

伴奏も低音をブイブイいわせてて、興奮しすぎて…。  

最終合唱も比較的ゆったりしたテンポで重厚に進める。 私は心をすっかり奪われて、もう泣かずにはいられない。 

女性ソプラノ・アルトによるソロも自然な歌い方で素晴らしい。 音質も中庸を得た素晴らしいものだと思う。 

合唱+管弦楽+ソロという難しい録音対象にもかかわらず大変よくまとめている。 

さすがはClaus Struben、 名balance engineerといわれるだけある。

指揮: Rudolf Mauersberger

  Berlin Classics (輸入版、 国内版も出ている)

 

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Bach, Messe h-Moll

 

   Messe h-Moll / Windsbacher Knabenchor 

          Highly Recommended 

新鮮そのもの。 突き抜けるような透明で均質なボーイソプラノがバッハのミサ曲にふさわしい。 

元気いっぱい。 どんな複雑に絡み合った箇所でも難なく歌ってのける。 

動きの早い部分もまったくもたつかない。 ソプラノ以外のパートももちろん大変素晴らしい。 

バッハのミサ曲の録音の中でもっとも気に入っている。 

ソプラノ、アルトソロは女声 (Sopran: Christine Schäfer, Alt: Ingeborg Danz)。

1994年のデジタル録音も大変良い。 

最近、廉価版(2枚組みで1500円程度)が出たようだ。 

指揮:Karl-Friedrich Beringer

Hanssler, CD98.959

 

  Messe h-Moll / Wiener Sangerknaben  

                   - Recommended  

ウィーン少年合唱団 (chorus master: Hans Gillesberger) はとても良く歌っていると思う。  

精緻さという点から言うと、ウィンズバッハ少年合唱団の完璧な演奏に比べるとわずかに劣るが、 

ウィンズバッハとは異なる艶のある声を楽しむことができる。 試してみる価値のあるCDだと思う。 

1968年の録音で、やはり少し古いかなあと感じるが、決して嫌な音質ではない。

指揮: Nikolaus Harnoncourt

  TELDEC, 4509-95517-2

 

 

   Bach  MASS IN B MINOR / Tolzer Knabenchor 

          Recommended

この録音の最大の特徴は、合唱のみならず、ソプラノとアルトのソロもテルツ少年合唱団の団員が

歌っていることだろう。 私の知る限りでは、 ソロを少年が歌っているのは、このCDだけではないか。

(ボーイアルトが一部登場する録音はあったが)  ソプラノソロは Manuel Mrasek, Matthias Ritter,

アルトは Maximilian Fraas, Matthias Schloderer.  合唱もソロもとても良く歌っていると思う。 

ただ、Windsbacher Knabenchorの完璧な合唱と比較してしまうと、ちょっと雑かな、感じてしまわないでもない。 

個人的な意見になるが、どうも私はイギリス系の指揮者のBachはあまり好きになれない。

ガーディナーのバッハもあまり好きになれなかった。 なんか、せかせかしてるようで。 

1996年の録音。 録音は鮮明なのだけれど、わずかにエッジの立ったような感じがする。 

私の愛するタイプの音質からはちょっと外れてる。 Recording Engineer: Philip Hobbs.  

指揮:Robert King

Hyperion, CDA67201/2 (輸入版)

 

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Johannes-Passion BWV245

 

  Bach St John Passion / Windsbacher Knabenchor

          Highly Recommended   

大変力強い演奏である。 ライヴ録音であるにもかかわらず、ウィンズバッハの少年たちは、

難しい箇所も堂々と歌う。 ソプラノ、アルトソロは女声 (Sopran: Christiane Oelze, Alt: Monica Groop)。

録音は1997年。 音質は満足いくレベル。 ライブの雰囲気が良く伝わる。  

指揮:Karl-Friedrich Beringer

Bayer, BR500 007/8

 

 

   Bach St John Passion / New College Choir, Oxford

          Highly Recommended 

 

全体にNew Collegeらしい透明感のある美しい声で歌っている。 力強さやねちっこさという点では、

Windsbacher Knabenchorの演奏の方が優れていると思う。 ただ、すばしこさと言う点では同等以上である。

Disc 2, Track 13 のLasset uns den nicht zerteilen では、速めのテンポ設定にもかかわらず、

細かい複雑な動きも非常に正確に、気持ちよく歌っている。 この合唱団はこんなすばしこさを持っていた

のかと少々驚いた。 (このすばしこさをHändelのメサイアに適用したら、 さぞかし楽しい演奏になるだろう。 

是非この合唱団のメサイア全曲盤を聴いてみたい。)

このCDで最も注目したいのは、ソプラノソロ (Ich folge dir gleichfalls, Disc1 Track9;

Zerfliebe, mein Herze, Disc2, Track22) が、この合唱団のhead chorister, Joe Littlewood

によって歌われていることであろう。 透明感のある伸びやかな声で、自然な情感を込めて歌う。 

Sebastian Hennigを彷彿とさせる出色のボーイソプラノであると思う。

2001年、2002年の録音。 音質はとても鮮明で自然。 大音量時に僅かに荒れるようなところも無いではない。

小編成時や、ソロの場面の音質は素晴らしい。 とても美しく雰囲気豊かである。 

CD1のTrack9のIch folge dir gleichfallsでは、ソロのJoe Littlewood がスピーカーの真ん中に綺麗に定位して、

しかも非常に鮮明な音質なのでとても生々しく、目の前で歌っているようで、どきどきしてしまう。 

Recording engineer: Adrian Hunter.

全体に非常に完成度が高く、是非お勧めしたいCD。

 

指揮: Edward Higginbottom

NAXOS,  8.557296-97  (amazon.co.uk で購入)

 

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Weihnachtsoratorium

             (クリスマスオラトリオ)

 

 

  J.S. Bach Weihnachtsoratorium (DVD) / Tolzer Knabenchor

                 Highly recommended

 

バッハのクリスマスオラトリオのDVD. 合唱もソロもテルツ少年合唱団による。 

合唱はいつも通り元気いっぱい。 とても自然に音楽に反応しているように見える。 

ソロの少年たちもとても上手い。なかでも、私はアルトの少年がとても気に入ってしまった。 

かなり低い音も滑らかで豊かだし、高い音も透明感があって非常に魅力的。 

この少年、指揮者のアーノンクールの尋常でなく怖い目でにらみつけられても、

表情一つ変えず、まったく冷静に淡々と歌っている。 映像を見ているととても面白い。

1981年の収録。 映像は問題なくきれい。 音質はいかにもアーノンクール好みの鮮明な音。 

ヴァイオリンの高音部などはちょっとうるさいと感じることもあるが、合唱やソロは大変瑞々しい好ましい音質。

音声フォーマットは、PCM STEREOとDTS5.1。 

 

指揮:Nikolaus Harnoncourt

Tenor : Peter Schreier, 

Bass : Robert Holl

Concentus Musicus Wien

 

Deutsche Grammophon, 00440 073 4104  

 

  Bach, Weihnachatsoratorium / Windsbacher Knabenchor

           Highly recommended

ウィンズバッハ少年合唱団の歌うBachのクリスマスオラトリオ、と言ったらいかにも良さそうだが、聴いてみると

まったく良い。 この合唱団の尋常でないすばしこさと、歌声の新鮮さと均質さは、クリスマスオラトリオにぴったり。

特にDisc2、Track13のEhre sei dir, Gott, ... のようなテンポの良いところは最高に楽しい。 伴奏のMunchner

Bachsolistenもとても良い。 録音が良いせいもあると思うが、とても生き生きとしている。 とりわけ、バッハの

うねうねした躍動感のある低音部が、分厚く存在感を持って捉えられているのが非常に良い。 ソロは成人。

1991年7月の録音。 音質は新鮮で細部も良く聴き取れる。  Aufnahme und Schnitt: Wilhelm Meister,

Toningenieur: Wolfgang Gotz.  なおこの録音は以前TELDECから出ていたものだと思う。 確かLDも出ていた

はず。 DVDで再発売されると良いのだが。  (2005年5月。 jpc.de で購入)

 

指揮: Karl-Friedrich Beringer

Rondeau Production,  ROP3029/3030

 

 

      Weihnachtsoratorium / Tölzer Knabenchor

                        Highly recommended

 

テルツ少年合唱団らしく、元気いっぱいに歌っている。 バッハ特有のくねくねと絡みあう旋律も乱れることなく、

堂々と歌っていて大変気持ちが良い。 ソプラノ、アルトのソロもテルツ少年合唱団の団員によって歌われていて、

これがまた大変素晴らしい。 ソプラノはHans Buchhierlという少年。 聴いた感じでは、ボーイソプラノ絶頂期の

手前の時期にあるようで、とても柔らかな瑞々しい声でとても自然に歌う。 

一方のボーイアルトのAndreas Steinは、とても豊かで艶のある、大人っぽい声で、非常に上手くアリア等を歌う。

よくまあ同時期に、ソプラノ・アルトの両方に、これだけ魅力的なソリストが存在したものだと思う。 この2人の歌う

PergolesiStabat Materを聴いてみたかった。

1973年の録音。 細部まで鮮明に捉えられていて、しかもバランスのとれた良い録音だと思う。 

弦楽器の高音部がやや強調さるのと、大音量時にたまに歪むが、ほとんど問題にはならない程度。

ソプラノ、アルトのソロの部分の音質は「非常に良い」。 鮮明であって、しかもとても柔らかい。

とても30年前の録音とは思えない。 ちなみにこのCDは1987年Digital remastering されたらしい。

最近の最も良いデジタル機器を使ってRemasteringしたら一層美しい音で聴けるのではないかしら、と欲深いことを

考えてしまう。  演奏、録音ともに非常に良いCDだと思う。 是非お勧めしたい。

 

指揮: Gerhard Schmidt-Gaden

deutsche harmonia mundi  GD77046 (輸入版)

 

 

  Weihnachtsoratorium / Wiener Sangerknaben  

                     - Recommended  

ソプラノソロはウィーン少年合唱団員による。 なかなかチャーミングな歌い方のボーイソプラノ、

技術的には十分に高水準。 合唱もウィーン少年合唱団。 Hans Gillesbergerの時代。 

1972、1973年の録音でTELDECらしい鮮明かつ聴きやすい音質。 

指揮: Nikolaus Harnoncourt

  TELDEC, 9031-77610-2

 

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Magnificat BWV243

 

  Bach, Magnificat, Motet / Windsbacher Knabenchor 

          Highly Recommended  

この曲でも、まったくもたつかない。きりっとした演奏。 

ソプラノ、メゾソプラノは女声 (Sopran: Sibylla Rubens, Mezzo-Sopran: Rebbeca Martin)。

Magnificat の他に、モテットからBWV225、227、229が収録されている。

1999年8月ライブ録音。 録音は満足いくレベル。

指揮:Karl-Friedrich Beringer

Prager Kammerorchester

Rondeau Production, ROP2001

 

  Bach, Magnificat / Wiener Sangerknaben  

                   - Recommended  

ウィーン少年合唱団は光沢のある声で、 息をぴったり合わせて元気良くBachのMaganificatを歌っている。

とても気持ちよい。 録音年代が記されていないが、おそらく1980年代前半。 TELDECらしい、

鮮明な、ざくざく切り込むような音質。 音場が良く広がっている。 合唱を鮮明に捉えられていて良い。 

指揮:Nikolaus Harnoncourt

   TELDEC, 0630-13573-2

 

  Bach  Magnificat / Tolzer Knabenchor 

         Highly Recommended 

大変躍動感のあるMagnifcatである。 テルツ少年合唱団が、元気いっぱいに、しかも雑になることなく

歌っている。 動きの速い難しい箇所も、もたつくことなく見事に歌っている。 ソプラノ・アルトのソロパートも

この合唱団の団員が歌っている。 BachのMagnificatでソロパートをボーイソプラノ・ボーイアルトが

歌っているのは、このCDだけではないだろうか?  しかもこのソリストの少年たちは大変うまい。 

1966年と少々古い録音だけれども、 鮮明かつ聴きやすいバランスの良い録音。 

輸入版しかないようだが、1,000ちょっとで買える。 是非試して頂きたい一枚。

指揮: Gerhard Schmidt-Garden

Deutsch Harmonia Mundi,  05472 77411 2 (輸入版)

 

 

    Bach Magnificat / Regensburger Domspatzen

                          Recommended

ウィンズバッハやテルツのような際立った演奏では無いけれど、 Regensburuger Domspatzenの少年たちは

美しい声で、丁寧に歌っている。  ソプラノソロは女声。 このCDにはMagnificatの他に、カンタータBWV10

も収録されている。2000年の録音。 鮮明でかつ聴きやすく、良い録音だと思う。 

Balance Engineer: Christian Feldgen.

 

指揮: Roland Büchner

Glissando 779 019-2

 

 

 

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Die Motetten BWV225-230

 

  Bach  Die Motetten BWV225-230 / Windsbacher Knabenchor

           - Highly Recommended

指揮者がBeringerに変わって間もないころの録音と思われるが、今とかわらず、

芯の通ったしっかりした歌声。 1981年のデジタル録音だが、かなり良い状態である。 

Remasteringしたのだろうか。

指揮:Karl-Friedrich Beringer

Rondeau Production, ROP1009

 

   Bach  Die Motetten BWV225-230 / Thomanerchor Leipzig

         - Highly Recommended

 

 全体にとても若々しい爽やかな演奏。 細かい動きもきっちり歌っている。 ボーイアルトもきりっと

した歌声で好ましい。 BWV227のTrotz dem alten Drachen(Track 10) ではきっぱり

力強いし、 Gute Nacht, o Wesen (Track14) ではしみじみとした美しさをじっくりと聴かせてくれる。 

このGute Nacht の美しさは良く訓練された少年合唱団によって歌われると本当に美しい。

1996年10月の録音。 鮮明でDetailも良く捉えられているのだけれど、若干高音が強調されていて

聴き疲れするように思う。 音場は自然な広がりでよい。 Tonmeister: Matthias Stiehler.

指揮: George Christoph Biller

Philips, 456 422-2

 

  Bach  Die Motetten BWV225-230 / Augsburger Domsingknaben

                          Highly Recommended

この合唱団に独特の、柔らかいビロードのような声をぴったり合わせて、とても丁寧に歌っている。

新鮮な、というよりは、良く熟れた感じの演奏。 ソプラノは可憐、アルトはかなり低い音程まで破綻

せずに滑らかさ・柔らかさを保ち大変魅力的。 1987年の録音。 音質は大変自然で嫌味が無い。

合唱がとても鮮明かつ聴きやすく捉えられていて素晴らしい。 Recording: B. Bernfeld jun,  F. Eckert.

 

指揮: Reinhard Kammler

Deutsche Harmonia Mundi, 05472 77436 2 (Baroque Esprit 輸入版)

 

 

    Bach Motets (BWV225, 227, 228, 230)  /

                      The Choir of Christ Church Cathedral, Oxford   Recommended

私の尊敬するFrancis Grierが指揮するThe Choir of Christ Church Cathedral, Oxford が、 

イギリスの合唱団らしい、白っぽい可憐な歌声で息をぴったり合わせて見事に歌っている。 非常に上手い。 

録音年代は書いていないが、おそらく1980年代前半。 ADDとなっている。 音質は標準的。

嫌味なところは無いけれど、ちょっと枯れた音質。 アナログ絶頂期の録音だから、もう少し充実した

良い音質であっても良いような気がする。 少し残念。

 

指揮: Francis Grier

ASV CD GAU 118

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Kantate 106

 

 

  Bach Kantate 106 / Knabenchor Hannover

           Highly Recommended 

最初の合唱で「Gottes Zeit」と歌うときの、のこの信じがたいほどの軽やかさ、柔らかさはどうだろう。 

最後合唱でも、まるで天に舞い上がってしまいそうな、天国的な軽やかさである。 

In deine Hande」でアルトのソロを歌うRaphael Hartenは透明な声の持ち主で、

歌い方も非常に素直な感じで大変良い。

録音は70年代後半と思われるが、アナログの絶頂期だけあって、非常い素晴らしい。 

この合唱団の良さを忠実に捕らえている。 伴奏も美しい。

指揮:Gustav Leonhardt

Teldec バッハカンタータ全集の中の一枚。

(国内版は6枚組みだが、輸入版だとバラ売りもある)

 

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Kantate 127

 

   Bach Kantate 127 / Sebastian Hennig (Knabenchor Honnover)

  Highly Recommended 

悲しめの哀願するような感じのアリアDie Seele ruht ... を、ハノーファー少年合唱団のソリスト

Sebastian Hennig が心をこめて歌う。 豊かな歌声を完璧な技巧でコントロールしつつ、

しかも自然な情感を込めて、丁寧に歌う。 このSebastian Hennigは本当に素晴らしいボーイソプラノだと思う。

アナログ録音。 温かみのある音質で大変聴きやすい。 ボーイソプラノのソロもとても

美しく、くっきり捉えられている。

Teldec のバッハカンタータ全集の中の一枚。

 

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Kantate 129, 132, 133

 

     Bach Kantate 129, 132, 133 / Sebastian Hennig (Knabenchor Honnover)

     Recommended

これらのカンタータでもハノーファー少年合唱団のSebastian Hennig がソロを務めている。 

ちなみに、この時期にはテルツ少年合唱団に Alan Berugius という感じの良いボーイソプラノがいた。 

Sebasitian Hennigほど豊かな声量やダイナミックレンジを持っていないが、非常に透明で繊細な声を持っている。 

有名なBWV147のカンタータのAriaでソロを歌っている。

 

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Kantate 147

 

    Bach Kantate 147 /  Tolzer Knabenchor  

   - Highly Recommended 

ここでもテルツ少年合唱団はバッハの有名なカンタータを、元気いっぱいに、

明るい声をぴったりあわせて歌っている。 ソプラノアリア Bereite dir, Jesu, noch itzo die Bahn を歌う、

ボーイソプラノの Alan Bergius も柔らかくて透明な良く通る声で大変印象的。

1980年代初期のデジタル録音だと思うが、 大変鮮明で聴きやすい音質。 デジタル録音初期の

耳障りな感じは無い。 このCDも是非聴いて頂きたい。 

指揮: Nikolaus Harnoncourt

  Teldec, もとはTeldecのバッハカンタータ全集のなかの一枚だが、 有名な曲の名演奏なので

  様々な形で再発売されている。 ちょっと大きなCD屋であれば必ず手に入る。 

 

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Kantate 151

 

    Bach, Kantate 151 / Sebastian Hennig (Knabenchor Honnover)

     Highly Recommended

稀有のボーイソプラノSebastian Hennigによって歌われるアリアSüber Trost... はまさに天国的な美しさ。 Flauto traverso

に伴われて、 Sebastian Hennigがボーイソプラノ絶頂期の豊か歌声を完璧な技巧でコントロールして、 優しく甘い旋律を

見事に歌あげる。 なんという幸福感。 この演奏はボーイソプラノによる芸術の最高点に位置すると言って間違いない

ボーイソプラノに少しでも興味のある方には 是非聴いていただきたいし、 ボーイソプラノによるバッハ演奏に興味のある方は

絶対に聴かなければばらない演奏だと思う。

Teldec のバッハ・カンタータシリーズの中の一枚。 

指揮はG. Leonhardt。 最近はばら売りされているので買いやすくなった。

デジタル録音で、この当時としては標準的な音質。

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Kantate 198

 

  Bach Kantate  198 / Knabenchor Hannover

                   Highly Recommended 

私はバッハのカンタータの中でこの曲が一番好き。 ザクセン王妃の葬送のために書かれたTrauerode

ここでも、この曲の切々とした悲しみをハノーファー少年合唱団は丁寧にあくまでも自然に表現している。

An dir, du Vorbild grosser Frauen」 は息も詰まりそうなほど美しい。 ソプラノソロを歌うJan Patrick o Farell

もとても好感の持てる歌い方。 録音は1980年代後半と思われ、音質はまあまあ良い。 

指揮:Gustav Leonhardt

Teldec バッハカンタータ全集の中の一枚。

(輸入版ではばら売りもしている。)

 

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