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Marc-Antoine Charpentier
Charpentierの曲は初めて聴くのに、何故かとても懐かしさを感じる。
とても親しみやすい曲が多い。
M.A.Charpentier
/ Messe pour le Samedi
de Paques,
Messe des morts
Knabenchor Hannover
ハノーファー少年合唱団は、晩秋の夕暮れのような、静かな悲しみをたたえたこれらの作品を、
丁寧に真心を込めて歌う。 この曲のこの素晴らしい演奏を聴くと私は感謝の気持ちでいっぱいになります。
私の宝物といっても良いCD。 なお、オルガンはTON KOOPMAN。
音質に関して、 Messe pour le Samedi de Paquesの方は、非常に良いとは言えない。
Messe des mortsの録音は良い。 1988年の録音。
指揮:Heinz Hennig
CALIG, CAL50874
Ofiices
de la Semaine Sainte / 曲目⇒ /
Les Petits Chanteurs de Saint-François de
Versailles
私の好きなCharpentierのミサ曲(Messe
pour le Samedy de Pasques)が収録されている。
歌っているのは、フランスのLes Petits
Chanteurs de Saint-François de
Versailles という少年合唱団。
CDの解説書によれば、1951年にJacques Duvalという若いオルガニストによって創立された。
20人ほどのソプラノ、アルトの少年と、10人ほどの、テノール、バスの男性からなる。 このCDの収録までに
すでに、11枚のRecordingを行っているらしい。 現在の指揮者はJean-Paul Dillies。
ハノーファー少年合唱団の演奏ほど洗練されているとは言えないが、この合唱団の少年達は良く
歌っていると思う。 とりわけ、 ソプラノ合唱は、いくつかの場面でとても美しい。
1996年の録音。 音質は、比較的新しい録音だけあって、鮮度が高い。
指揮: Jean-Paul Dillies
Syrius, 141322
M.A. Charpentier
/ Messe de minuit pour Nöel
Choir of St John’s
College, Cambridge
この当時のSt John‘sらしい、すべっこい歌声で歌っている。 ただ、高い声を出さなければいけないところや、
動きの速いところでは、少し崩れるかなあ、という気もする。 ソプラノソロは、Alan Walker, Alistair Flutter.
1988年の録音。 合唱、ソロ、伴奏ともにバランス良く捉えられている、 残響も豊かで美しい。
なお、このCDには、PoulencのQuatre Motets pour le temps de Nöelなども入っており、かなりお得だと思う。
Recording Engineer: Ralph Couzens。
指揮: George Guest
CHANDOS, CHAN 8658
M.A. Charpentier
/ Te Deum, Messe de minuit
pour Nöel
Choir of King’s College, Cambridge
Te DeumはPhilip Ledgerの指揮による。 動きの速いところなども、元気いっぱいにきっちり歌っていて
大変気持ちよい。 Messe de Minuit pour Nöel
の方は、David Willcoksの指揮による。 期待を裏切らない大変
素晴らしい演奏で、はきはきした歌声を聴かせてくれる。 ソプラノソロは女声。 Te Deumのほうが
Felicity
Lott, Eiddwen Harphy。 Messe de Minuit pour Nöelの方はApril Cantelo, Helen Gelmar。
録音は、Te Deumが1977年(Recording
Engineer: Robert Gooch)、 Messe de Minuit
pour Nöelが1967年
(Recording
Engineer: Neville Boyling)。 音質はこの当時の水準からするとかなり良いほうだと思う。
さすがに、少し枯れた感じは否めないし、最新のデジタル録音のような鮮明さはないけれど、
バランスの良い、聴き易い音に仕上がっている。
指揮: Philip Ledger / David Willcocks
EMI, CDM
7 63135 2
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