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オーディオに関して: より美しく聴くために
少年の声による芸術を、 より美しい音で聴くためには、
少しでも良い再生装置が是非とも必要です。
CDラジカセのようなもので聴くのでは、少年の美しい声を十分に堪能することは困難です。
このページはオーディオに関する情報を集めてあります。
目次
最も安価に、高品質の再生音を得るにはヘッドフォンが最適だと思います。
ヘッドフォンでは、スピーカーでの再生のように、目の前に広がる音場を楽しむ、という
ステレオ本来の楽しみを味わうことはできません。 しかし、その反面、部屋の持つ固有の
反射・残響・共鳴などに悩まされることなく、非常に鮮度の高い音を楽しむことができます。
良いヘッドフォンの微小レベルの再現性、解像度はスピーカーの比ではありません
また、近隣への迷惑は一切考えずに、好きな時間、好きな音量で聴くことができます。
3万円程度のヘッドフォンと5万円程度のCDプレーヤーで、素晴らしい音を聴くことができます。
ダイナミック型
通常のスピーカーのように、磁石とコイルによってスピーカーを駆動するもの。
ダイナミック型でお勧めはSennheiser HD580 / HD600 / HD 650 (開放型)。
(Sennheiserはもとはたぶんドイツだが、ヘッドフォンの製造はアイルランドでやっているようだ。
HD650は2003年末あたりから発売され始めた。 現在Sennheiserの最高級モデル(2004年3月))
これらのヘッドフォンは非常に自然な音質でありながら、解像度も十分に高い。 秀逸なヘッドフォンだと思う。
私が今まで使ってきたダイナミック型のヘッドフォン (SONY、オーディオ・テクニカ、AKG、Sennheiserの
その他の機種) の中では、間違いなく最高の音質である、と言えます。
HD580は、安い場合は20,000円程度。 HD600はAiryなど良心的な通販で35,000円程度。
HD650は47,000円くらいか。 このSennheiserの輸入代理店はかなりぼっていて、HD600に69,000円という
とてつもない定価をつけている。 石○電気や、ビッ○カメラなどでも5万円強で売られている。
アメリカやイギリスのネット通販でもだいたい日本円換算で35,000程度。
ドイツ国内では、200(=27,000円くらい@2003年7月) ユーロくらいで売る店もあるらしい。
コンデンサー型
Stax
(日本) がこのタイプのヘッドフォンを作っている。 世界的にも圧倒的なシェアを持つ。
これは、ダイナミック型とはまったく異なる仕組みで音を出す。
固定極(通常金網のようなもの)と導電性の薄い膜でコンデンサを形成している。
コンデンサにかける電圧として音楽信号を加えると、導電性の薄膜が振動し音を出す。
ダイナミック型と異なり、薄膜全体に均一に力が働くため、振動板を極めて薄く
かつ軽くできるため、微小レベルの再現性が極めて高い。
繊細さ、透明感と言う点では、Sennheiser のHD580/600の上を行く。
残響豊かな教会で録音された少年合唱の美しい演奏を、 夜も更けて静まりかえった部屋で、
Staxのイヤースピーカー
(Stax社は自社のコンデンサー型ヘッドフォンをこう呼ぶ)
で聴くと、
残響の柔らかさ、透明感が見事に再現される。 エアコンも消し、電気も消し、全神経を音楽に集中させると、
CDに含まれるすべてを堪能することができる。 CDを作成したRecording Engineerでさえ、
ここまで聴けてないんではないかと思わせるほど。
専用のドライバーが必要。 ドライバーとヘッドフォン本体を合わせた価格は、
標準的なモデルで、7-8万円ではないかと思う。 決して安いとは言えないが、良質のスピーカーを
買うのに比べたら遥かに安い。
○ CDプレーヤーについているヘッドフォン端子はまあまあ使える。
MarantzのSACDプレーヤーの一部(SA8400、SA8260)、CECのCDプレーヤーの一部には、
高音質のヘッドフォン用アンプが搭載されているらしい。
○ CDラジカセのヘッドフォン端子はまず間違いなくへぼい。 サー、というホワイトノイズが大きすぎる。
○ アンプのヘッドフォン端子も、大抵の場合ホワイトノイズが大きく、使い物にならない。
ただし、一部のプリメインアンプにはヘッドフォン専用の回路が搭載されて、ヘッドフォンの再生音質に
配慮しているものもある (そうしたアンプは価格が高いが)。
○ ヘッドフォン専用アンプ
不幸にして、 お使いのオーディオ機器にまともなヘッドフォン端子が無い場合には、
ヘッドフォン専用のアンプというものがある。 これは、CDプレーヤーのLine
outや、
アンプのTape outの端子に接続して使用する。 代表的なものとして(2003年7月現在)、
Creek OBH21 / 21SE
Musical Fidelity X-CAN v2
Sugden Headmaster,
CEC HD-51
などがある。 この他にも多数存在する。 詳しくは、下記のWeb通販のページをご参照下さい。
これは、種類があまりにも多すぎ、しかも、ヘッドフォンのように、実際に何種類も買って聴き比べる
わけにいきません。 機器間の相性もあります。 スピーカーの場合には部屋との相性もあります。
ですので、CDプレーヤー・スピーカー・アンプに関しては、私には何もコメントすることはできません。
参考までに、私の再生装置は
スピーカーで聴く場合:
CDP: Arcam FMJ CD23T
Amplifier Accuphase: E211
Speaker: B&W Nautilus 805
です。 CDプレーヤーとスピーカーはイギリス製です。 イギリスのCDに良い音の録音が多いので、
何となく、イギリス製のオーディオを買ってしまいます。 特に念入りに聴き比べて購入したわけでは
ありません。
ヘッドフォンで聴く場合。
(平日は勤務地近くのアパートに住んでおり、ヘッドフォンで聴きます。)
CDプレーヤー: SONY 型番を忘れてしまった。 55ES何とか。 2000年くらいのモデル。
ダイナミック型ヘッドフォン; Sennheiser HD600、 ヘッドフォンアンプ: Sugden Headmaster
コンデンサー型: Stax 007、 ドライバ=型番忘れ。
CDプレーヤー、アンプ、スピーカー等の物理特性を詳しく測定し、その結果を公表している。
例えば、CDプレーヤーでは、周波数特性、歪率の測定はもちろん、DAコンバーターのLinearity、
ジッタの量などを測定している。 カタログのスペックは、ひずみ率0.001%とか、 80W/8Ω とか、
どのメーカー、 どの機種でも同じようなものだけど、詳細に測定すると、機種によってこんなに違うものか、
と驚かされる。 とても面白い。
全部ではないが、過去の測定結果をWeb上で見ることができる (Stereophile/Archive)。
タワーレコード渋谷店の洋書売り場で買うことができる。 一冊1000円ちょいだと思った。
最近は、Digital Stereophile (StereophileのHomeから行ける) というのがあって、
登録すると、Web上から、紙の雑誌とほぼ同じものをDownloadすることができる。
年間12ヶ月分で$15.97とばかばかしいほど安い。 さっそく、私も購読してみた。
ちゃんと読める。 グラフなどを拡大して読むことができるのは良い。
支払いはクレジットカード。 一冊あたり約10MB。
この雑誌も、Stereophileほど、量的・質的に執念深くは無いが、物理特性の測定結果を載せている。
タワーレコード渋谷店の洋書売り場で売っている(1390円)。 この雑誌もWebを持っている
(hifichoice.co.uk)
ここも、Web上にArchiveを持っていて、紙の雑誌のReview記事の要約が見れる
(hifichoice / Review)。
HiFi News
この雑誌も Stereophileのように、オーディオの電気特性、物理特性を載せている。 量的にはずいぶん少ないが。
タワーレコード渋谷店の洋書売り場で売っている(1390円)。
ここで、この雑誌の今月号、来月号の内容, etc. を見ることができる。
ここはオーディオ雑誌のサイトではないが、Stereophile、HIFI CHOICEなどで行っている測定の
ための測定系を供給しているようだ。 実際に測定もしているようだ。
headphone shop Airy (日本)
Sennheiser HD600が37,500円、
HD580が27,000円で売られている(2003年7月現在)。
大変良心的な価格である。 アメリカや、イギリスのネット通販とほぼ似たような価格設定である。
この他にも、ヘッドフォン、ヘッドフォンアンプなど多数扱っている。 私はここで、Sennheiser HD600
と、 ヘッドフォンアンプSugden Headmasterを購入しました。 ちょっとした質問にもすぐに答えてくれるし、
納期なども問題なかった。 良質のヘッドフォンや、ヘッドフォンアンプを買おうと思ったら、
とても役に立つサイトだと思う。
超音波 (日本)
ここもヘッドフォン、ヘッドフォンアンプがメイン。 SennheiserのHD600の価格はちょっと高めかなあ、
と思う。 私はここで買ったことはない。
秋葉原オーディオ (日本)
ここはオーディオ全般を扱っている。 種類は豊富だが、どちらかというと、高価格の製品が中心。
定価だけでなく、値引き後の販売価格も表示されている。
Outlet Audio (日本)
オーディオ全般を扱っている。 多数のメーカーを扱っているが、 メーカー1社当たりの取り扱い
製品数は少ないようだ。 定価だけでなく、値引き後の価格も表示されている。
敬光堂 (日本)
オーディオ全般を扱っている。 輸入オーディオも多数扱っている。 いちいち見積もり請求を
しないと価格がわらないのがめんどう。
Headroom (アメリカ)
このページの本来の目的はHeadroomのヘッドフォンアンプの通販だったと思うが、 その他の
ヘッドフォン、ヘッドフォンアンプの通販もしている。 ヘッドフォン関連の情報も豊富。
Audio Advisor (アメリカ)
オーディオ全般。 海外での価格を調べるのに便利
stoneaudio (イギリス)
オーディオ全般。 イギリスのサイトなので、イギリスのメーカーの製品の価格を調べるのに便利。
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